企業や商品・サービスの安全性と信頼性を品質保証するのが「ブランド」の役割です。 ブランドとは購買における「安心」の象徴であり、企業と顧客の間で行われる「信頼＝絆」のコミュニケーションを図る行為です。

マーケティング活動におけるブランド認知によって、競合と差別化を図れ、「優位性」をもたらし、価格競争からの脱却やプレミアム感など顧客層に選ばれる価値「選好性」が生まれ、利益率が高まり便益と安定した収益につながります。

適切に最適化されたブランドは、優秀な人材確保や従業員のモチベーション向上による業務の効率化、新商品開発や新規事業開発など、企業の経営活動にさまざま継続性のあるメリットをもたらします。

まだまだ、ブランドとは、広告宣伝のようなイメージで消耗費的に位置づけられていますが、企業にとって本当は効率の高い企業内投資です。企業の商品・サービスの開発における設備投資では、時間経過によって価値は下がります。設備のモノによっては処分時にマイナスになるものあります。一方、 企業の営業活動の強化や人材の意識改革など自社ブランド化に取り組む投資では、 時間経過によって価値は上がります。